先週の土曜日に浮上しました。
水槽の奥に居てなかなか稚魚を見せてくれませんでしたが、今日やっと見えるところに稚魚を引き連れて出てきてくれました!
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メスは日が経つにつれて体色がどんどん黒くなって渋くなってきています。
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稚魚は既にだいぶしっかりしていて、体には細かな点々模様、目は金色で縁取られています。
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今回浮上した数は100尾いったかどうか。
産卵→孵化は見たところ減らずに移行したようでしたが、浮上数は期待していたほどとは行かず減ってしまったようです。
ただし夫婦仲は相変わらず良さそうなので一先ず安心といったところです。
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200尾ワラワラと湧いてしまっても困ってしまうので、その辺の飼育者の事情を察して適度な数を残してくれたのでしょう(*^^)v
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ブラインを探し求めてキビキビした動きを見せてくれる稚魚たち。
基本的に稚魚の面倒を見るのはメスですが、メスが稚魚の傍を離れる時はすかさずオスが来て稚魚の面倒を見ています。
この辺はアピストと違うところだなぁと感心しています。
ガラス面やミクロソリウムがコケに覆われてきていますが、3週間経過するまでここは我慢のしどころです(笑)
産卵前に足し水をして、産卵してからはビッチリと蓋をして蒸発を極力抑えるよう出来る限りの事はしてきましたので、現在の稚魚の数がこれ以上減らないように観察を続けていきます。
5日に産卵をしたAp.パヤミノニス1号。
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今日ようやく浮上しました(^O^)/
我が家では全ての水槽の水温を24度前後で管理していますので、産卵から浮上まで1週間以上掛かってしまうようです。
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水槽のライトが点灯すると同時に泳ぎ出した様子です。
ヨークサックがまだ残っていて完全な浮上とまでいっていない様子ですが、母親が我慢しきれずに稚魚たちを強引に外に連れ出したといった感じを受けます。
こちらの稚魚たちは産卵→孵化→浮上と大きく数を減らすことなく順調に推移してきたようです。
1腹目の稚魚とペアリングしたいという思惑があるので、今回は早めに選別をしてVIP待遇で飼育してみたいと思っています。
同じく5日に産卵したAp.ビタエニアータ・アラサ。
こちらも本日浮上した模様です。
実はオスを同居させていましたが、孵化してから育児権がオスに移ってしまったようでした。
観察を怠ったのと水槽の奥で見え辛かったというのがあったのですが、稚魚の数はやはり減ってしまいました。
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慌ててオスを同水槽内で隔離しましたが、メスは丸一日育児を放棄していました。
今回はダメかなと諦めていましたが、翌日何とかメスの体色が黄色に戻って育児を再開してくれたので一安心しています。
未だに水槽の奥に居るのでしっかり確認できませんが、浮上数は20未満のようです。
まだ若いペアなので気長に今後を見守っていきたいと思います。
そして、こちらはAp.sp.イエローミウア。
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水が悪いのだろうと水質の改善を繰り返して、先週の金曜日の夕方、遂に待ちに待った2回目の産卵をしました!
数は50~60個くらい。
今回は失敗することは許されないので、オスは即ヌキ!
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そして今朝孵化しました。
数は減らずに推移したように見えます。
ところがこのメス、何か他のアピストのメスと違うんですよねぇ~
卵や孵化したての稚魚が居たら上方に居て新鮮な水を送るとか、外敵から守る仕草をする筈なのですが、少し離れた所から見守っている感じなのです。
何やら得体の知れない生き物を遠くから恐る恐る見ているような感じ(*_*;
そんな様子だったので孵化を半分諦めていたのですが、卵の数が減らずに孵化してしまったので逆の意味で驚いてしまいました(笑)
そんな感じなので飼育者の気持ちとしては、何とか浮上まで行ってもらいたいと思う気持ちと、母親としての自覚を持っているのかという不安感が渦巻いている状況です。
失敗の責任を魚に押し付けた時点でアピスト飼育者としては失格と言われますが、この場合はどうなんでしょう?
単なる未熟なメスなのか、それとも稚魚の自立心を養うためのスパルタ教育を既に実践しているのか、今後の動向が気になるところなので注意深く観察して行こうと思っています。
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