アピストグラマをもっと知りたい。気付いたら嵌っていたドワーフシクリッドの飼育記録を綴ったブログです。

2016年9月4日日曜日

どうしたエーハイム

エーハイム スキマー350
エーハイムの油膜取り、スキマー350 (画像はチャームより拝借)

どなたかこの商品売っているお店を知りませんか?

我が家では水草水槽の油膜や千切れた細かな水草の葉、それとディスカス水槽の浮遊する残り餌をこの油膜取りを使用して取り除いています。

水中モーターのパワー、フローターのバランス、内部にあるスポンジの質、電源コードの取り回しのし易さ・・・、どれをとっても秀逸な油膜取りだと思っています。

時々オトシンやエビが侵入する事がありますが、吸水部分を工夫すればこれを防止出来ます。

手ごろなサイズで強力にこれらを取り除いてくれるこのエーハイムのスキマーをこよなく愛し使い続けてまいりましたが、長年使用した為2台ほど新品に取り換えようと思っています。

しかしこの数か月、この商品何処にも売ってません!(>_<)

そう言えば、今年からエーハイム製品の総代理店がエーハイムジャパンからカ○○タさんに移ったんでしたね。

この頃からスキマー350の品薄が始まったのかもしれません。

そういう意味では、『どうしたエーハイム』と言うより『どうしたカ○○タ』と言うべきなのか・・・。

スキマー350の代替品は無いものかと思ってここ最近他メーカーの商品を試しています。

が・・・、スキマー350に代わる油膜取りはありませんでした(>_<)

  • ジェ○○ス ・・・ デカ過ぎ。
  • コ○○キ ・・・ 小さい割に水中ポンプのパワーがあるが、フローターが全く役に立たず毎日水位に合わせて調整しなくてはならない。それと電源コードの取り回しが出来ない。
  • A○A ・・・ フローターが無いので毎日水位調整をしなくてはならない。
  • カ○○タ ・・・ 水中モーターのパワーが不足。内部のスポンジが全く役立たず。

カ○○タさん、早くスキマー350を取り寄せてください!

お願いしますm(__)m


ついでに・・・(^-^;

外部フィルターにプロフェッショナル4シリーズが新たに追加されているはず。

なんとヒーターが内臓されていたり、PCから制御出来るフィルターだそうです。

何よりも驚いたのが、エーハイムと言えばグリーンのホースというイメージだったのですが、プロフェッショナル4シリーズからは黒っぽいホースに変更されたようですね。

これもそろそろ日本で発売になりますか?

それと新しいLEDライト、新しい乾燥餌・・・、と本国では次々と新しい商品が発売されているのに日本ではまだ取扱いが出来ないのでしょうか?


更についでに・・・(^-^;

カ○○タさんと言えば魚の輸入卸業務でも有名です。

アピストに限って言うと、最近何故かアピスト専門店に入らないアピストが他店で売られるケースが続いています。

私は出来ればオリジナル便以外のアピストはアピスト専門店で購入したいと考えています。

これも何とかなりませんか?

この辺りやエーハイム商品の話は色々と大人の事情があるとは思いますが、是非ユーザ目線で考慮していただくと助かります。


と、こんなブログ界の片隅で小さな声で呟いても全く耳には入らないと思いますが、いつか届くことを願って書いてみました。

あっ!更に更についでに・・・(^-^;

エーハイムジャパンの時はプレゼント企画や新商品のモニタ募集があったけどもうやらないんですか?

以前プレゼントでもらった壁掛け時計やワインの空き瓶を今でも大切に残してまっす!(笑)



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2016年8月31日水曜日

まぜるな危険!?

Apistogramma Pedunculata / Rio Caura
ペドゥンクラータ (sp. リオカウラ)

Apistogramma Pedunculata / Rio Caura
二腹目を産卵したので、♂をチビホイグネイの水槽に避難させたらホイグネイも産んじゃいました(;・∀・)

そして浮上しました・・・。

Apistogramma Pedunculata / Rio Caura
やはり同じグループのアピストと一緒にするとダメですね。

尾びれにブラックチップが入ったリオカウラが出てきたりして・・・。

・・・・・・。

決して我が家の外には出さず、個人で楽しむ分には問題無いかと・・・(^-^;

でも自分・・・、今回が初犯ではないんですよね~。

未遂も数えたら前科二犯なんです(๑•̀ㅂ•́)و✧


Apistogramma Ortegai (Pebas x Papagei)
ぺバスとパパゲイのミックスが少し大きくなってきました。

現在は学名が統一されて、両方ともオルテガイになっているので勝手に冤罪だと思ってます(笑)

Apistogramma Ortegai (Pebas x Papagei)
あまり良い環境で暮らしていないので体色はオルテガイらしい派手な色彩が出ていませんが、写真に撮ってよく見てみると、ボディに薄く赤が出ている個体とそうでは無い個体がいます。

ぺバスも若い頃は頬に赤が出ますが、確かボディには赤が出て来なかったはず。

ただ全ての個体がそうではなくて、ボディの赤が出そうな個体とそうでは無い個体が居ます。

ミックスされた個体が出てくるのではなく、もしかしてペバスとパパゲイがそれぞれ出てきちゃうの!?( ゚Д゚)

ペバスとパパゲイの違いを資料を基に詳しく調べてみようかと一瞬思いましたが、この手の種を調べると泥沼にハマっちゃいそうなので止めました(^-^;

Apistogramma Ortegai (Pebas x Papagei)
♀はパパゲイっぽいかなぁ~。

今後どのように成長していくのか引き続き見ていこうと思っています。


底面濾過
再犯を繰り返さないように最近は水槽の縁にテープを貼って種類を記入しています(๑•̀ㅂ•́)و✧

このように犯罪を繰り返さないように努力していますので実刑は勘弁してチョ♪

まぁ実際は水槽の数が足りず、マクマス系のアピストが増えて覚えていられないというのが理由なんですが・・・(^-^;

以前、底面濾過の記事を書いた時に『スドー メダカの焼玉土』を紹介しましたが、よく見たら茶色の他に黒色もあるのを知りました。

茶色だと明る過ぎるかなぁと感じていたので最近は黒色を少し混ぜて使うようにしています。

アピストの体色に合わせて、ブルー系だったら黒色多めといったように調整していくと本来の体色が楽しめるのではないかと思い、現在実験をしています(๑•̀ㅂ•́)و✧

あっ!それから・・・、これは言っておかないと!

このメダカの焼玉土はあくまでもメダカ専用の底床になります。

恐らくカルシウム分などを含みpHの低下を抑える効果や硬度を必要以上に上げてしまう恐れがあると思われますので、アピスト用に使用される際は自己責任でお願いします!

特に、濾過が完全に完成していない若い水槽で同じ事をすると恐らく良い事は起きないと思いますのでご注意ください。

私の場合は長年維持して低pHに常に傾く水槽で弱酸性のアピストを飼育するためにこの底床を選択しました。

このソイルは通常のソイルとは違い固く焼いているので捨てずに繰り返し何度も使用する事が出来ますし、ソイルの微粉が水中に舞って濾材が詰まるような事は起きません。

何度も利用出来るという事は、この底床に住みついたバクテリアを維持出来るので他の水槽にスムーズにバクテリアを移行させる事も出来ます。

更に底面濾過にすることにより、生物濾過と共にスポンジフィルターでは対処出来ない物理濾過をも担ってくれるのが良い点だと思ってます。

今回の黒色により、気になっていた色味調整に問題が無ければ更に我が家の底面濾過水槽は増えていくことでしょう。

良いこと尽くめのように書きましたが、スポンジフィルターよりは少し管理が面倒かと思いますのでこの底床を使用する際はやはりあくまでも自己責任でお願いします!

あっ!それから・・・、これも言っておかないと!

私はスドーの関係者ではありません!(笑)


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2016年8月23日火曜日

ただいま~( *´艸`)

Apistogramma sp. Rio Curua
sp. リオクルア

久しぶりにブラジルに帰ってきました~~(^O^)

そして久しぶりにプラケから網で掬いました。

それも昨年入荷して衝撃を与えたクランデリ(sp.ギガス)と同じクルア川からの初入荷アピストという事で、ウキウキワクワクしながら慎重に網を差し入れます。

変わったコーダルスポット、お腹のアブドミナルストライプ、一回り大きな個体の腹鰭の先端が赤くなっている事を確認して少し小さめの個体をチョイス。

Apistogramma sp. Rio Curua
翌朝水槽に放ってみると・・・、何と地味なアピストでしょう・・・(^-^;

失敗しちゃったかぁ~~(>_<)

それでもブラジルの奥地から陸路と船を使い遠い日本の地に来てくれたのですから、少し調べてみましたよ!

Rio Curuá Xingu
シングー川から上流に向かうとイリリ川と合流します。

イリリ川を上流に進むとようやくクルア川と合流します。

クルア川を更に上流に進むとカシンボ山地に入りますがこの辺りがクルア川の源流域だと思われます。

上流域には40~60m級の滝がいくつも存在するので、捕獲した魚たちは陸路で運搬するしかないのでしょう。

しかしこのような滝があるおかげでそこに住むアピストは孤立し、独自の進化を遂げてきたのだと思われます。

Rio Curuá Xingu
外国の調査団がこの地を訪れて今年の春に論文を発表しました。

そこにはクランデリの他に新たに5種のアピストグラマが記載されています。
  • A. eleutheria(エレウテリア)
    Rio Treze de Maioの大きな滝の上に生息するカラフルなアピストグラマ。
  • A. flavipedunculata(フラビペドゥンクラータ)
    クルア川上流域に生息し、黄色い尾びれに多数の模様を持っている。
    以前の名前はsp. Teles Piresとされ、2009年に入荷したギガスⅡはこれではないかと思う。
  • A. sp. peixoto(ペイショート)
    テレスピレス川の支流、Rio Peixoto de Azevedoに生息し、体側にはsp. フィールフレックを思わせるドットが複数ある。
    ♀の婚姻色はクランデリほどではないが胸部と腹部に広範囲に黒いマーキングが表現される。
  • A. sp. middle Curua(sp.ミドルクルア)
    クルア川中流域に生息する小さなアピストで、口の後縁下に黒いシミを持っている。
  • A. sp. Jamanxim(sp.ジャマンシン)
    Rio Jamanximに生息し、フラビペドゥンクラータに似て尾びれの模様が多い。
    背びれと尻びれはフラビペドゥンクラータよりも長い。
    Rio Jamanximはシングー川流域ではなく、タパジョス川の支流。

Apistogramma new species
sp.ジャマンシン以外の標本写真です。

標本ではなくて水槽内で泳ぐ写真を載せてくれないかなぁ・・・(-"-)

最初に載せた地味な写真と見比べると、全体のシルエットの比較や、口の後ろに薄いシミが見えるので、sp.ミドルクルアかな・・・、という感じです。

では、採集場所はクルア川の何処なのかという疑問が出てきます。

音羽の店主に詳細を調べてもらっていますが、漁師や輸出業者はネタばれを防ぐ為にあまり産地を公表しないようです。

コロンビアの魚たちの産地よりは信頼度は高いですが・・・(^-^;

そこで他に似ているアピストは居ないかと思い画像検索してみました。

そしたら何と、2009年11月、ギガスⅡが初入荷した時にそっくりなアピストがcf.ゴッセイで入荷してるではありませんか。

それも産地がRio Jamanxim。

ギガスⅡの産地もジャマンシン川になっていますが、翌年二便目のギガスⅡの産地はクルア川になってます(-"-)

という訳で、産地から判断するのは信頼度が低そうです。

sp.ジャマンシンの画像が無いので判断し辛いですが、やはりsp.ミドルクルアが妥当でしょうか。

Apistogramma sp. Rio Curua
環境にようやく慣れてきたようなので再度カメラを向けてみました。

小さいのはペドゥンクラータ(sp.リオカウラ)のF1です(^-^;

Apistogramma sp. Rio Curua
ちょっと見栄えが良くなってきたのではないでしょうか!

Apistogramma sp. Rio Curua
鏡を向けたらしっかり反応してくれました(^O^)

Apistogramma sp. Rio Curua
背鰭の内側にある独特な模様、尾びれには少し赤い色素があり、面白い形のコーダルスポット。

興奮すると口の後ろにあったシミが無くなります。

Apistogramma sp. Rio Curua
こちらは♀。

さぁ、これからどう変化していくのでしょうか。

希望としてはエレウテリアになってくれれば良いなぁ~と思っているのですが・・・( *´艸`)

甘いか・・・(>_<)

もしこれから地味な魚に成長したら、けんけんさん、ジミーズに加入させてくださいm(__)m

今、シングー川にはベロ・モンテダムが建設されていて、今後これらの種類が入荷しない可能性もあるし、簡単に採集部隊を送れる場所ではないので大事に育ててみたいと思います。





Apistogramma sp. mitu
sp. ミツ F1

このアピストも世間一般的には地味なアピストの部類に入るんですかね・・・。

マクマス系でありながらこの体形、僅かにエメラルドグリーンに光るボディ。

自分的にはツボのアピストです。

Apistogramma sp. mitu
しかしF1を選別もせずに60cm水槽にゴチャっと入れてました(^-^;

少しは綺麗に育てなくてはマズイだろうと思い、低pHの30cm水槽を強引に一つ空けて、10匹を適当に掬って移動させてみました。

頬赤出てこないかな~~


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