アピストグラマをもっと知りたい。気付いたら嵌っていたドワーフシクリッドの飼育記録を綴ったブログです。

2016年6月30日木曜日

切り札を使う

Apistogramma Viejita / CL: unknown
ヴィエジタ 2016 採集地不明

Apistogramma Viejita / CL: unknown
4月に入手したヴィエジタですが、順調に成長しているもののやはり赤色が・・・(~_~メ)

Apistogramma Viejita / CL: unknown
結局ペアではなく♂♂だったので、撮影が終わった水草レイアウト水槽にポッチャンしてみました。

これで少し赤色が復活してくれればいいのですが・・・。

ただし、今回のレイアウトでは有茎草をほとんど使用しておらずモスがメインなのでどの程度復活してくれるのか疑問は残ります。





Apistogramma Luelingi / rio apere, Bolivia
ルエリンギ Rio Apere(ボリビア) F1

Apistogramma Luelingi / rio apere, Bolivia
そしてチビチビの♀がまた産みました。

Apistogramma Luelingi / rio apere, Bolivia
前回は浮上したのが数匹だったので諦めたのですが今回はどうでしょう(^-^;





Apistogramma sp. Tame / rio tame, Colombia
sp.タメ Rio Tame(コロンビア)

こちらも赤が・・・(>_<)

Apistogramma sp. Tame / rio tame, Colombia
スペイン~ポルトガルに行っている間に浮上したばかりの二腹目の稚魚が居なくなっていたので三腹目を狙っていました。

Apistogramma sp. Tame / rio tame, Colombia
卵の状態も良さそう!

今回のタメはしっかり子孫を残すつもりです(๑•̀ㅂ•́)و✧


入荷シーズンが終わり、更にレイコンの提出が無事終わった安堵感から、6月は毎年アクアのモチベーションが下がってしまいます。

11日間飯抜きした関係で水槽の状態が若干不安定でしたが、最近ようやく安定状態に戻ってきたようです。

明日から7月。

お魚たちには入荷シーズンやレイコンは無関係なので、モチベーションをしっかり維持して暑い夏を凌いでいこうと思いまっす!


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2016年6月18日土曜日

パックマンの怒り

朝焼け
朝、空が燃えていました。

日の出
確実に暑い夏が近づいているようです。

Apistogramma sp. Pacman
コロンビアからの刺客、sp.パックマン!

Apistogramma sp. Pacman
最近ちゃんと魚を見てなかったので、久しぶりに左手に鏡を持ちカメラを向けてみました。

Apistogramma sp. Pacman
彼も久しぶりにカメラを向けられ少し緊張気味のご様子。

底砂をハミハミペッペする回数がいつもより多くなっています(^○^)

Apistogramma sp. Pacman
ブホッ!!!

Apistogramma sp. Pacman
さぁようやく始まりました!

Apistogramma sp. Pacman
まずは軽くジャブから・・・。

Apistogramma sp. Pacman
相手はなかなか筋のある挑戦者のようです(^-^;

Apistogramma sp. Pacman
遂に彼を本気にさせてしまったようです。

彼が本気になると唇が黒くなります!そして尾筒のパックマン模様がハッキリ出てきます!

Apistogramma sp. Pacman
目も逝っちゃってま~~す♪

Apistogramma sp. Pacman
怒りマックス!!!!!(笑)

Apistogramma sp. Pacman
ブッフォーーーーーー!

Apistogramma sp. Pacman
怒りを♀にぶつけたらダメ、ゼッタイ。。。

Apistogramma sp. Pacman
ところで君たちいつ産卵してくれるのかな?(>_<)





F1 Apistogramma cf. ortegai (pebas)
cf.オルテガイ(ペバス)の一腹目。

F1 Apistogramma cf. ortegai (pebas)
ボディの色はさほど出ていませんが・・・、

F1 Apistogramma cf. ortegai (pebas)
せ、背びれの後方がビヨ~~~ン。

F1 Apistogramma cf. ortegai (pebas)
気付かなかったけど、完全に尾びれを超えてました。

クルジィ系も時間を掛けると背びれの後ろが伸びるんですね。

しっかりサイズの♀がいたらアピブリコンに出展するんだけどなぁ~(>_<)


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2016年6月14日火曜日

リスボン水族館!

リスボン水族館
先々週の土曜日、TBS世界ふしぎ発見!にて『今いくべき国・ポルトガル・海洋王国の遺産』というタイトルでポルトガルが紹介されていたようですね。

はい、前回のスペインに続き訪れたのはポルトガルです。

ポルトガルと言えばアクアリストにとってはリスボン水族館ですよね!

もちろん行ってきました。と言うかココに行くのが今回のですもん散歩の目的(笑)

今やリスボンの人気観光地のトップに君臨しているらしいですよ。

妻はあまり気乗りしていなかったようですがそんな事はお構いなし!<(`^´)>

1998年開催のリスボン万博に合わせて建設された水族館で、リスボンの中心地から少し離れた所にありますが、海岸線の一本道を行くだけなのでタクシーで20分ほど。料金も10ユーロで行けちゃいます。

リスボン水族館
可愛い子供たちがエントランス前で入場を待っていました。

事前にネットで割引入場券を購入しておいたのでチケット購入の行列には並ばず、スマホ画面のバーコードを見せてスムーズに入場出来ました。

リスボン水族館
エントランスがある建物の階段を登っていくと『Forests Underwater』の文字が!

リスボン水族館
その右側の入口から入るといきなり、どど~~~ん!

で、出た!40m水槽!!!

リスボン水族館
何度も動画で見ていたので雰囲気は予想していましたが、実際に現物を目にすると迫力が桁違いです。

普段小さな水槽部屋で小さな水槽ばかり眺めているので、この長さ40m、奥行2.5m、高さ1.5m、総水量150tという巨大水槽を見て思わず声を失いました。

リスボン水族館
平日だったためお客さんが少なかったというのもあると思いますが、ほとんどの人が声を発せず静かに鑑賞していて、耳に入ってくるのはこの水槽のテーマソングと私のカメラのシャッター音だけという状態でした(^-^;

リスボン水族館
水草の状態はそれぞれが大きく生長してバッチリな状態。

制作から一年以上が経過し、大型ポンプで水を循環しているはずなので黒髭苔くらいはある程度付いていると予想していましたが、どの水草にも一切藻類が付着していませんでした。

これだけ大きな水槽でここまで完璧なメンテナンスはさぞ大変だろうと近くにADA現地スタッフが居たら称賛しようと思いましたが、現地スタッフすら一人も居なかったので諦めました(^-^;

リスボン水族館
ただアクリル水槽で自由に手を触れられる状態なので、近くで見ると細かな傷が無数にあったのが残念でした。

リスボン水族館
しかし、少し離れて見たらこの迫力!

リスボン水族館
水もキラッキラに輝いていました!

リスボン水族館
自分では↑ ここの構図が好みかな~

ミクロソが密集し伸び過ぎて別の植物のようになっていますが・・・(^-^;

リスボン水族館
ここはダッチアクアリウムを意識しているのでしょうか。

トリミングが綺麗過ぎて、底床の起伏が少ないのでもう少し変化が欲しいかな~

あ゛ぁぁ~~~すみません、偉そうな事を言ってしまった(>_<)

でもそんな風に自分の好みのパートを選べるのもこの巨大水槽の魅力でもあると思います。

リスボン水族館
だがしかし・・・

リスボン水族館
魚の状態がイマイチ良くない・・・。

何となく鰭を畳みがちで魚たちの本来の発色が出ていないように感じました。

それに水量に対しての生体の比率がかなり低く、制作当初はカージナルテトラが沢山居たはずなのにほとんど見ることはありませんでした。

リスボン水族館
ヤマトヌマエビのほとんどが底床に群がり、小型のカラシン類が低層や上層に追いやられている感じ。

中層を占めているのは上の大きく成長したコンゴテトラです。

コンゴテトラ同士が至る所でヤり合っているので他の魚たちが警戒しているように見えました。

一年以上が経過してこれ程水草の状態が良いので何か事情があって現在の生体数に落ち着いたのかもしれませんが、巨大水槽を小魚たちが自由に遊泳したり群泳する姿を見たかったので、この部分については少しガッカリしてしまいました。

それともう一つガッカリした事。

天野さんのサインが入った岩が何処かに置かれているとの情報があったので一生懸命一つずつ溶岩石をチェックしたのですが結局見つける事が出来ませんでした(>_<)

今回の私の下手な写真では迫力が伝わらないと思いますが、もし機会があれば是非実物を見てください!

行って初めて知りましたが、この『水中の森』はリスボン水族館の特別展という位置付けで期間限定の展示のようです。

いつまで展示するのかは書いていなかったと思いますが、行かれる予定のある方は早めに予定を組んでしまった方が良いと思います。

リスボン水族館
出口付近には、制作過程ビデオや天野さんの水景や自然への想いが動画で流されていて、真剣にそれに見入る観光客の姿が印象的でした。


リスボン水族館
続いて常設展へはこの坂道の廊下を歩いて隣の建物に移動します。

リスボン水族館
最初に目にするのが太陽光が降り注ぎ開放的な空間に住むペンギンやラッコのエリア。

それと所々に↑ のような熱帯のジャングルに池?がありますが、実はこれ海水水槽。

水中には綺麗なサンゴ、そして何故か水上化したサンゴ!?

ちょっと何を見せたいのかが分かりませんでした(^-^;

リスボン水族館
常設展はやはり日本の水族館同様、海水がメインになります。

この円柱状の巨大水槽を上から螺旋状に下りながら鑑賞するようになっています。

リスボン水族館
巨大水槽の反対側に各海域毎の水槽が設置されていて、それぞれを順路に従って鑑賞するシステムになっています。

リスボン水族館
水族館大国の日本人からすれば恐らく見慣れた海水魚ばかりだと思います。。。

リスボン水族館
中には淡水水槽やカエルの水槽もありました。

リスボン水族館
ただ日本の巨大水槽と少し違うところは、先ほどの巨大円柱状水槽に↑ のように個室のような場所が作られていて弱い魚とかの避難場所が設置されているところでしょうか。

リスボン水族館
それと岩やサンゴを複雑に組み合わせて奥行感のあるレイアウトを組んでいます。

ただ単に魚たちの泳ぐ姿を見せるだけではなく、実際に見る側も海中に居る雰囲気を味わえるように工夫されているように感じました。

ネット上にあまり常設展の情報が無かったので参考になればと思い写真を撮ってきましたが、日本の水族館に何度も行っている人でも見応えのある海水水槽だと思いました。

ただしイルカやトドのショー的な物は一切無いのであしからず(笑)

と一通り鑑賞したところでリスボン水族館を後にしたのでした。





ポルトガルにも世界遺産や綺麗な場所が沢山あって、出来たらリスボン以外にポルトやシントラ、ロカ岬等にも行きたかったのですが、この日はポルトガルの日という祝日の前日という事もあり至る所で交通規制が行われていたためリスボン市内に留まることにしました。

ベレンの塔
リスボンでは観光地の定番、ベレンの塔や、

ジェロニモス修道院
ジェロニモス修道院に行きました。

ジェロニモス修道院

ジェロニモス修道院
大航海時代、バスコ・ダ・ガマがアフリカ南端の喜望峰を通るインド航路を発見してから香辛料(特にコショウ)貿易により得た富をこのジェロニモス修道院に注ぎ込んだようです。

ジェロニモス修道院
バスコ・ダ・ガマの石棺。

ジェロニモス修道院
とても豪華で荘厳な雰囲気の建物でした。

リスボン市内
これはトラムという路面電車。

乗り方がよく分からなかったのでチャレンジしませんでした(^-^;

さぁ、そんなこんなで長いようで短かったスペイン~ポルトガルへの散歩でした。

ここまで来たなら大西洋を飛び越えればすぐそこは南米大陸!

ベネズエラやコロンビアの危険地帯にでも行ってみようかと考えましたが、今回は止めておきました(笑)

例によって他の写真はこちらのアルバムに収めましたので宜しければご覧ください。


我が家の魚たちはほとんど無事でした!

今回は11日間餌無しでしたが、リオカウラのアテが一匹☆になっていたのと、初代sp.タメとsp.タメの浮上したばかりの稚魚は消えていました。

逆に出発する前日に産卵したグッタータの五腹目の稚魚は無事に浮上していました。

一番心配していたアドケタの♂は相変わらず横になっていましたが生きていてくれました。

浮上したばかりの稚魚には長期間の餌無しは辛いようですが、ある程度成長したお魚だったら二週間くらい餌をやらなくても全然平気です。

濾過さえ完成していれば、水が良い方向に調整されるのではないかと思います。

ただし気を付けなければいけないのが、帰宅してからの餌やり。

お腹が空いているだろうからと普段と同じように餌やりをしたら三日目くらいに白いプツプツが体に出てきますからね~

我が家では、初日は普段の1/10くらいの量、二日目は餌無し、三日目から徐々に餌を増やしていくやり方をしています。

これから夏休み等で外出する機会が多くなると思いますが参考になれば。


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