アピストグラマをもっと知りたい。気付いたら嵌っていたドワーフシクリッドの飼育記録を綴ったブログです。

2018年7月23日月曜日

いぶし銀の・・・

Apistogramma sp. manacacias (A. cf. hoignei)
A. sp. manacacias (A. cf. hoignei) 2018

Apistogramma sp. manacacias (A. cf. hoignei)
残念ながら例によって尾びれの赤が少しずつ消えてきた・・・(>_<)

Apistogramma sp. manacacias (A. cf. hoignei)
産卵後に速攻で♂を別水槽に移しても何故か・・・(>_<)

Apistogramma sp. manacacias (A. cf. hoignei)
しかし体調自体はすこぶる良いようで・・・(^-^;

Apistogramma sp. manacacias (A. cf. hoignei)
尾びれの赤が薄くなると、その縁取りの黒色が目立つようになり・・・。

Apistogramma sp. manacacias (A. cf. hoignei)
やっぱり自分的には、sp.マナカシアス確定です!





Apistogramma sp. manacacias (A. cf. hoignei)
こちらは、sp.マナカシアスの2016年入荷個体。

Apistogramma sp. manacacias (A. cf. hoignei)
完全に色褪せてしまい・・・

Apistogramma sp. manacacias (A. cf. hoignei)
いぶし銀の魅力的なアピストに・・・

F1, Apistogramma sp. manacacias (A. cf. hoignei)
そして彼らの子供達。

ホイグネイに近いのか、それともマックに近いのか、今後検証していきたいと思います。





Apistogramma sp. D50 (A. sp. Alto Vaupes II)
いぶし銀と言えば・・・

Apistogramma sp. D50 (A. sp. Alto Vaupes II)
A. sp. D50 (sp. Alto Vaupes II)、またの名をユニブラウ(^-^;

呼び名がいくつもあって面倒なので、ユニブラウはお蔵入りという事で・・・( *´艸`)

Apistogramma sp. D50 (A. sp. Alto Vaupes II)
頬赤が出そうで出ない・・・

Apistogramma sp. D50 (A. sp. Alto Vaupes II)
フルメイク時のこの頃が懐かすぃ~(>_<)


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2018年7月7日土曜日

フラベルムの・・・

Apistogramma flabellicauda
A. flabellicauda

Apistogramma flabellicauda
昨年からのDシリーズの入荷によりマクマスグループのバリエーションが次々と増え、ヴィエジタと呼ばれる種にもいくつかのタイプが存在することが判ってきました。

Apistogramma flabellicauda
とてもVI~IIIの三つに括られそうにありません。(ヴィエジタに興味が無い人から見たら全部同じに見えてしまうかもしれませんが。笑)

研究が進みそれぞれの全容が判る頃にはもう少し括りが多くなっているのではないでしょうか。

Apistogramma flabellicauda
近年ではマクマスグループに限らず細身系のアピストもコロンビアから入荷するようになって細身系が好きな人も色んな意味で大変なのではないでしょうか(笑)

Apistogramma flabellicauda
しかし日本で現在認識されているイニリダエグループの分類には以前から何となく違和感を感じていました。

イニリダエグループには、
  • A. イニリダエ
  • A. ウアウペシー ( = sp.ロートカイル)
  • A. リネアタ
  • A. sp. セーゲルフロッセン
  • A. sp. イサナ
  • A. sp. ブルトケール
  • A. フラベリカウダ
大まかにこのような種が含まれています。

一番疑問に思っていたのが、A. フラベリカウダです。

テトラ本の写真と比べても雰囲気が全く異なるように思えたからです。

Apistogramma flabellicauda
そこでフラベリカウダが学名記載された際の記載文を読んでみました。

スペイン語で書かれているので詳細な部分は間違っている可能性がありますが、特徴として
  • 細身のボディに、ラテラルバンドは尾鰭中央付近まで真っすぐ伸びている。
  • ラテラルバンドと平行に何本かの細いラインが存在する。
  • 背びれは平らでメラニン色素により着色されている。
  • 尻びれは条に沿って着色されている。
  • 尾びれ中央には後方に向かって楔(くさび)のような模様があり、そこから上下方向に扇状の模様が存在する。
と、大凡このような事が書かれています。

ここで分かった事は、イニリダエのようなお腹の染み(通称、ダニバンド 笑)が言及されていないこと。

そして尾びれの模様は全体ではなく、中央から上下に扇状に展開されていること。

Apistogramma flabellicauda
↑ 尾びれの模様はリネアタを比較対象としていましたが、上がフラベリカウダ、下がリネアタです。

フラベリカウダの尾びれの模様は尾びれ全体ではなく、真ん中から上下に向かって存在するようです。

Apistogramma flabellicauda
そもそも『フラベリカウダ』とはどういう意味なのか・・・。

学名記載されているので flabellicaudaはラテン語になります。そこでGoogleさんに訊いてみました。

flabelli → flabello → flabellum となり、フラべルムとはキリスト教の儀式に使用する大きな団扇のような物。

cauda はテール(尾)。

直訳すると、団扇や扇のような尾、となります。

尾びれ全体が団扇のような形なのか?と思いましたが、尾鰭の真ん中から上下に伸びる模様全体の形が団扇の形に見えたからフラベリカウダという名前が付けられたようです。

Apistogramma flabellicauda
実はこの個体。昨年の11月にコクーン便で入荷した当時かなり小さかった個体です。

入荷した時のインボイスは、sp. ブルトケールでした。

Apistogramma flabellicauda
しかし、この個体は記載文に書かれている特徴とピッタリと合致する気がします。

Apistogramma flabellicauda
♀も合ってる気がしますが自信はありません(^-^;

Apistogramma flabellicauda
ただ♂が♀に向かってブンブンしているのを見ると合ってるような気がします。

Apistogramma flabellicauda
では今までフラベリカウダと呼ばれていた種は?

恐らくsp. ブルトケールの別タイプになるのでは・・・。

イニリダエグループの括りもきっと時間が解決してくれる事でしょう。

詳細な研究が今後進むことを期待しています!


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2018年7月1日日曜日

完全復活!

サムライ・ブルーが決勝トーナメント進出しましたね!

それもコロンビアと一緒に!(^O^)

双方の試合が終わってからすぐにコロンビアの友達たちに祝福のメッセージを送ったら、『次の試合からが厳しいんだ。』との回答。

如何にもグループリーグ突破は当然だろ?的な、またもや上から目線に一瞬イラっとしましたが、サムライ・ブルーももっと上を目指さなければダメだよなぁ~とも感じました。

そう言えば、日本が勝ったから良いプレゼントが送られてくるでしょう・・・、きっと・・・。

Apistogramma sp. D39 (sp. Alto Vaupés I)
A. sp. D39 (sp. Alto Vaupés Ⅰ)

Apistogramma sp. D39 (sp. Alto Vaupés I)
体色の濃さはまだまだですが、動きは完全復活しました。

調子を一時崩した原因が何なのか色々探っていましたが、結局分からず・・・。

Apistogramma sp. D39 (sp. Alto Vaupés I)

Apistogramma sp. D39 (sp. Alto Vaupés I)

Apistogramma sp. D39 (sp. Alto Vaupés I)
『何で分からないだよ!』

と怒っているようです(笑)

Apistogramma sp. D39 (sp. Alto Vaupés I)
次の目標はF採りですが、先日も産卵したものの失敗・・・(-"-)

Apistogramma sp. D39 (sp. Alto Vaupés I)

Apistogramma sp. D39 (sp. Alto Vaupés I)

Apistogramma sp. D39 (sp. Alto Vaupés I)
まぁ無事に復調したので焦らずじっくりと狙っていきたいと思います。





Apistogramma megaptera
A. megaptera の小さい方の♂

Apistogramma megaptera
これまでの劣悪な環境から解放され何かが弾けたのか、グイグイと鰭が伸びてます( *´艸`)

Apistogramma megaptera
♂の単独飼育、有りだと思います(笑)


さて前回のアピストへのストレスについてですが・・・、

アピストにとって何が一番のストレスなのか・・・、それはやっぱり水の良し悪しです。

そしてアピストに最適な水を作り出すのはバクテリアの役目。

なので、アピストにストレスを与えないということは、バクテリアにストレスを与えないというのと同義です。

しかし、アピストやバクテリアに全くストレスが無いように飼育しようとすると、その分飼育者側にストレスが及ぶ事が結構あります。

飼育者にストレスが降りかかってくると『アピスト飼育はやっぱり難しいんだ』と思う人も居るでしょう。

なのでアピスト飼育を長く続けるためには、双方のストレスのバランスを何処に置くかということになると思います。

要するに、アピストを優先した場合に飼育者側の気持ちを何処まで妥協出来るかです。

私はアピストを始めた頃は水草水槽で飼育していました。やはり性格なのでしょう・・・、コケを一切出さないように綺麗にして・・・。そしてあまりバクテリアの事は考えずに定期的に換水・・・。

換水により必要なバクテリアまでも外に排出し、バクテリアの定着を阻害している事には気付かなかったのです。

アピスト飼育の極意とは『時間の経過』と言われます。確かにその通りで、良質なバクテリアがその水槽に定着するまでに少なくとも1~2年は掛かると思います。

バクテリアが定着して水質が安定するようになったら定期的な換水は有効ですが、それまでは状況を確認しながら換水をする必要があります。

そうなるとアピスト水槽は硝酸塩が蓄積してコケが蔓延するようになります。

そこで私は考えました。

アピスト水槽はコケまみれになっても仕方ないんだと。

現在は照明の明るさや時間を工夫して極力コケを出さないよう出来るようになりましたが(^-^;

そして定期的な換水と、コケが一切無い見た目が綺麗な水槽は水草水槽で実践するようにしています(笑)

このように私の場合は、アピスト飼育によって蓄積するストレスを水草水槽で発散してストレスのバランスを取っています。

そのような理由で私は水草水槽でアピストは飼育しません。あくまで私の場合は (^-^;


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