アピストグラマをもっと知りたい。気付いたら嵌っていたドワーフシクリッドの飼育記録を綴ったブログです。

2018年5月24日木曜日

フルメイク

Apistogramma sp. D24
A. sp. D24

Apistogramma sp. D24
導入から一ヶ月が経ち、今がフルメイク状態かなぁ~

スタイルこそD25より劣りますが、体色に関してはヴィエジタ系の種が持っているであろう全ての色を持っている感があります。

Apistogramma sp. D24
以前からヴィエジタ系の生息地について様々な情報がありましたが、昨年からのDシリーズの入荷によりその大凡の範囲が特定出来つつあります。

Apistogramma sp. D24
↑ これはコロンビアのグアビアレ川より北側部分を切り取った図。

コロンビアの北側に位置する各河川は、西側のアンデス山脈方面を源流として各河川を通りやがてオリノコ川に合流してベネズエラへと抜けていきます。

VIII(sp.シュワルツケール)とマックは広範囲に生息していますが、VI(ヴィエジタ)はプエルトガイタンからプエルトロペスの間のメタ川が生息域と考えられます。

そしてVII(sp.ロートフレッケン)はメタ川水系ではなく、ビチャダ川水系となります。

その部分を拡大しました。

Apistogramma sp. D24
プエルトガイタンの南側にはマナカシアス川に沿って小高い土地がありそこが分水嶺にようになっています。

その東側からビチャダ川に向かって支流であるグアロホ川とムコ川が流れています。

グアロホと言えば、以前プエルトガイタン産に似たヴィエジタがここからやって来ましたが、それが本当だったとすればグアロホ川はメタ川やマナカシアス川と繋がっているのか、または分水嶺辺りでヴィエジタが派生した可能性もあります。

グアロホ川の東側を流れるムコ川が以前よりVII(sp.ロートフレッケン)の生息地と言われていた川です。

そのムコ川から到来したのがこのsp.D24。

Apistogramma sp. D24
sp.D28と同じ場所に生息しているとの情報があり、確かに似てはいますが・・・

Apistogramma sp. D24
sp.D24は、ヴィエジタ(V1)とは違う透明感のあるボディ色、黄色いお腹、腹びれの赤色等分かり易い特徴がいくつかあります。

Apistogramma sp. D24
チビだった♀も少し成長して♂に対して抵抗出来るまでになりました。

この種は仔取りを狙います!(^O^)

♂がノーメイクにならないように注意しながら・・・(笑)


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2018年5月19日土曜日

もう来ないヤツ

Apistogramma arua
A. arua

Apistogramma arua
相変わらず空気が読めないアルア君です。

Apistogramma arua

Apistogramma arua
背びれは少し伸びたけど、やっぱり地味だなぁ~~~

Apistogramma arua
し、しかし、鏡を見せると唇が真っ黒になり、各鰭にエンジ色が乗ってきます!

ちょっと見直したよ、アルア君!(笑)





Apistogramma sp. D52
A. sp. D52

Apistogramma sp. D52
どのグループに分類すれば良いのか・・・、まだ分かりません。

Apistogramma sp. D52
そう、全く未知のアピストです。

Apistogramma sp. D52
コヤツが♂なのか、♀なのかも、未知です(^-^;

Apistogramma sp. D52
♂であってくれぇ~~~





Apistogramma sp. D52
こっちが♀であってほしい方。

Apistogramma sp. D52

Apistogramma sp. D52

Apistogramma sp. D52

Apistogramma sp. D52
少しだけ違いがあるように見え・・・なくも無い・・・。

成長したら結局同じだった・・・、というパターンは勘弁してぇ~~~


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2018年5月13日日曜日

ダイヤモンド!

Apistogramma megaptera
A. megaptera

Apistogramma megaptera
以前メガプテラを♂2♀1で導入しましたが、大きい方の♂と♀がペアになり、余ったチビ♂の方は♀が育仔中も移動せず同水槽内に残してしまいました。

稚魚が浮上した際、大きい方の♂は別水槽に移動しましたが、チビの方は逃げ足がとても速く、そして忍者のように絶妙な場所に隠れるので後日頃合いをみて捕獲しようと思ったのです。

Apistogramma megaptera
しかし、その後彼の存在を全く忘れていたのでした(^-^;

1ヶ月ほど前、久しぶりに彼を見かけると、相変わらず素速い動きで育仔中の♀の攻撃をいとも簡単に退け、ブラインをバクバクと食べていました・・・。

Apistogramma megaptera
このような環境に長居をさせるとひねくれた性格になってしまうので、ブラインを食べて動き回っている今が捕獲するチャンスと思い、網で掬って別水槽に移動させたのでした。

Apistogramma megaptera
そして1ヶ月経過後の彼の姿がコレ。まだ4cmくらいです( *´艸`)

尾びれに♀にヤラレたと思われる傷跡がありますが、背びれはほぼ無傷。

頬の赤点はまだ少ししか出ていませんが、今の水槽でボスの座を掴んだので今後は期待できるかもしれません。

変な性格になっていない事を願いつつ、今後どのように成長していくのかちょっと楽しみ♪





Apistogramma sp. rautenband
A. sp. rautenband

Apistogramma sp. rautenband
数年前に初めて入荷した際日本ではA. cf. ヘルケリーと呼ばれましたが、海外ではA. sp. mituに似ていることから、A. sp. aff. mituとされていたアピストです。

Apistogramma sp. rautenband
今年に入り、ドイツシクリッド学会において論文が発表され、A. sp. rautenband(ルーテンバンド)という新たな名前が付きました。

Apistogramma sp. rautenband
Rauten(ルーテン)とは、ドイツ語でダイヤモンドとか菱形という意味です。

ラテラルバンド部分の形状が時に分離した際、またはその下の暗色部と結合した際にダイヤモンド(菱)形が形成されるとのことでこの名前が付きました。

Apistogramma sp. rautenband
この種、他のヴァウペス産のアピストと比べて低pHを維持しないと調子を崩す印象を持っています。

前回は仔取り出来なかった(雌雄が合っていたのかも不明)ので、現地が雨季の今の時期にササッと一腹採りたいと思っています。

がしかし・・・、仔取りしたい種ほど手こずるのはアピストあるあるなので、あまり期待せず長い目で見ていた方が良い結果が得られるのかも(笑)


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