アピストグラマをもっと知りたい。気付いたら嵌っていたドワーフシクリッドの飼育記録を綴ったブログです。

2015年11月5日木曜日

換水の必要性(その2)

前回からの続きです。

まず現在の我が家の換水について。

だいたい週一ペースで換水作業はしておりますが・・・、その対象の水槽は水草レイアウト水槽とディスカス水槽なんです・・・。

アピスト水槽に手が回らず、換水はほとんどしていないというのが現状(^-^;

pHもほとんど測定せず、魚の顔色を見て『何か調子悪そうだなぁ~』とか『酸っぱそうだなぁ~』と感じたら蒸発した分の足し水をします。

流石に酸っぱ過ぎて底にジ~ッとしてたら換水しますが・・・(^-^;

足し水に使う水は、アクア用の簡易浄水器から排出して一晩エアレーションして曝気した水と、人間用の逆浸透膜浄水器の水(R/O)を適宜調合して水槽のpHに合わせてます。

これ以上の維持が難しいと判断した水槽は、スポンジだけは弄らずに思い切って丸洗いしてリセットしちゃいます(^○^)

それと水の調子は、ガラス面に付く藻類でも判断してます。

細かい緑の丸いコケでプロレイザーで擦ってもなかなか落ちないヤツがガラス面に付いている水槽は調子が良いと判断して換水はせず足し水のみで維持します。

それを通り越して糸状のコケが出たり、底床に黒髭コケが付いてきた場合にはリセットします。

なので我が家には引越してから10ヶ月以上換水していない水槽もあれば、大体3~4ヶ月で定期的にリセットしている水槽もあります。

ただ最近になってスポンジが古くなってきたせいか、5ヶ月に一度くらいのペースで水槽全体の調子が悪くなるようになってきてしまいました。

これは硝酸塩が溜まりに溜まって季節の変わり目に調子を崩すのかなぁ~と考え始め、マック系の赤が消えるのも硝酸塩のせいなのか?などと思い、今回硝酸塩について調べてみようと思ったわけです(^-^;

では早速今回測定する各数値です。

【測定対象】
pH(水素イオン濃度) 水素イオン濃度指数を表す数値。
0~14の数値で表しpH7を中性としそれ未満を酸性、それを超えればアルカリ性となる。
多くの南米ドワーフシクリッドは酸性水を好む。
TDS(導電率) 電気の流れ易さを表す数値。
飼育水中にどれくらいの物質が溶けて(イオン化して)いるかを示す指標で、不純物が多く存在していると導電率も高くなる。
KH(炭酸塩硬度) GH(総硬度)またはTH(全硬度)は水の中に溶けているカルシウム(イオン)、マグネシウム(イオン)の総量を表します。硬度が高いと硬水、低いと軟水となります。
KHは、総硬度の内の炭酸塩が溶解して生じた炭酸水素イオン濃度。
化学分野の世界などでは厳密に言うとこれをアルカリ度というようですがアクアの世界ではKHで通用します(^-^;
一般的にKHの値が大きくなるほどpHの値も大きくなります。
KHが持つ利点の一つに、「緩衝作用(pHの大きな変動を抑える作用)を持つ」ということが挙げられます。KHがある程度の値を示すことで水質の変化によってpHが変わりにくくなり生体や水草にストレスを与えにくくなります。
NO3(硝酸塩値) 魚の排泄物や残り餌などから生じる有害なアンモニアや亜硝酸が硝化バクテリアにより分解され最終的に生成される硝酸塩の量。
長期間の高い硝酸塩値は魚にストレスを与える場合があると思われる。
PO4(リン酸塩) 水道水や餌、水草の肥料等から溶出されるリン酸の量。
リン酸塩、硝酸塩が共に多く蓄積している場合は水槽内の藻類発生の原因となる。
リン酸塩の量がアピストに悪影響を与えるのか不明ですが、今回藻類との関連性を確認するために測定します。


水質調査機器
以前からあるTDSとpHメーターに加え、KHとNO3とPO4の各測定キットを用意しました。

試薬を使用して測定するのでかなり面倒くさいっす(>_<)

それに小学校の理科室の匂いがします( >д<)

最初に我が家の水質を調査してみました。

【使用する水の測定】
適正値
水道水

浄水器

一晩曝気

ブルカミ

R/O

浄水+R/O

ブル+R/O
pH - 7.2 7.0 7.6 7.1 5.8 7.0 6.8
TDS(ppm) - 88 86 86 84 0 39 39
KH(dKH) 3dKH 3 3 3.5 1 0 2 1
NO3(mg/ℓ) ~20mg/ℓ 0.5 0.8 0.5 0.5 0 0.5 0.5
PO4(mg/ℓ) ~0.5mg/ℓ 0 0 0 0 0 0 0

  1. 『水道水』にも硝酸塩(NO3)が含まれています。
     
  2. 『浄水器』と表示してるのは、カルキと重金属等を除去するアクア用の簡易浄水器です。
    水道水にカルキ抜きを入れて中和している方も沢山居るかと思いますが、中和しても元の塩素は姿を変えて水に含まれているだけであってそれ自体は飼育水に不要な物なので、カルキは浄水器を使って物理的に除去するのが良いと思います。
    それにマンションにある貯水槽には何が入っているか分かりませんから(^-^;;;
     
  3. 『曝気』は、②の水を一晩エアレーションして曝気した水です。
    空気に触れることでpHの値が大きくなりますので本来のpH値が分かります。
    KHが若干増えたのは測定値の誤差か、エアレーションによって何らかの作用が働いたのだと思います。
     
  4. 『ブルカミ』はコーヒー飲みながらアクア休憩でおなじみカバさんがよく使用しているブルカミアソイルのことです。底面濾過の60cm水槽で換水用の貯め水として最近セットしました。
    吸着系のソイルだとは知っていましたが、KHが3→1にまで減るのは誤算でした。
    カルシウムイオンとマグネシウムイオンを吸着してるんですね(>_<)
    その割にはpHは少し高めですが、多分セット初期だし頻繁に水の出し入れをしているせいだと思います。
     
  5. 『R/O』は人間用の浄水器の値です。
    pH5.8とありますが、この水自体性格が全く無い水なので、他の水に混ぜたらその水の水質に近付きます。
    飼育水の水質を変えたくない場合の足し水用に最適です。
     
  6. 『浄水+R/O』は、②と⑤を均等に混ぜた水です。
    pHは変わりませんがその他の数値はR/Oと混ぜることにより減少しています。
    KHが2で留まってくれたので飼育水のpHを上げたい場合はこの水が適していると思います。
     
  7. 『ブル+R/O』は、④と⑤を均等に混ぜた水です。
    KHの値が1まで落ちてしまったのはやはり誤算です。
    この水でpHが落ち気味の水槽を換水した場合、数日でpHが元通りになってしまうと思います。
試薬を使っての測定方法が、液体の色の変化や濃淡で見るためかなりの誤差があると思いますが傾向としては見極め出来るかと思っています。

貯め水水槽
ブルカミア貯め水水槽。

使った分の水は浄水器から直接足し水してます。魚は入ってません。

プエルトガイタン水槽
今回測定対象にしたプエルトガイタンのF水槽。

若干違う種の♂が入っていたりしますが・・・(^-^;

Vの♂の尾びれには極薄くオレンジのツインバーがありますが、ワイルドのような鮮烈な赤は出そうにありません(>_<)

何とかツインバーを出してあげたい(๑•̀ㅂ•́)و✧

【測定対象の水槽】
A水槽 B水槽 C水槽 D水槽
魚種 プエルトガイタンF バニワロートF ディスカス1 ディスカス2
サイズ 60x30x36 30x30x30 90x30x45 90x45x45
底床 栄養系ソイル APサンド ベアタンク ベアタンク
濾過 エア底面+外部 スポンジ オーバーフロー スポンジ

これら4本の水槽の水質チェックを毎日実施してみようと思います。

二週間くらい測定したら各数値の推移が分かるのでは?と勝手に思ってます。

いやそうなってもらわないと・・・。ホント試薬の測定が面倒くさくて・・・。

pHメーターのようにポンッと数値が出るヤツないかな・・・(>_<)

取りあえず3日間測定してみました。

【A水槽】
1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目
pH 4.6 4.8 5.3
TDS(ppm) 76 66 52
KH(dKH) 1 0 1
NO3(mg/ℓ) 10 10 5
PO4(mg/ℓ) 0.05 0 0
換水(ℓ) - - 20 - - - -
pHがかなり落ち気味だったので3日目に換水して環境を整えました。
換水に使用した水は前出⑥の浄水器とR/Oを均等に割った水です。

【B水槽】
1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目
pH 4.7 4.7 4.8
TDS(ppm) 28 25 26
KH(dKH) 0 0 0
NO3(mg/ℓ) 4 4 5
PO4(mg/ℓ) 0.1 0.1 0.1
換水(ℓ) - - - - - - -

【C水槽】
1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目
pH 5.9 5.8 5.8
TDS(ppm) 85 77 82
KH(dKH) 1 1 1
NO3(mg/ℓ) 7 7 10
PO4(mg/ℓ) 0.5 0.5 0.5
換水(ℓ) - - - - - - -

【D水槽】
1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目
pH 4.9 4.6 5.9
TDS(ppm) 111 107 93
KH(dKH) 1 1 1.5
NO3(mg/ℓ) 12 12 10
PO4(mg/ℓ) 0.5 0.5 0.3
換水(ℓ) - - 40 - - - -
こちらもpHが落ち気味だったので3日目に40ℓ換水しました。
換水に使用した水は前出⑥の浄水器とR/Oを均等に割った水です。

硝酸塩濃度は予想していたよりも少ない感じを受けましたが、pH値の緩衝作用を持つKHの値がいずれの水槽も少ない傾向です。

シクリッド水槽だと3(dKH)くらいを維持出来ればpHが安定して維持出来るものと思います。

硝酸塩の値は、やはり換水すると若干減少しますね。

やはり硝酸塩を減らすには換水なのか?

低pHと弱酸性の新しい水がコックをひねると出てきて、自動で排水してくれるようなシステムを作ってみたいな・・・

ム・・・リ・・・だ・・・な!

では換水以外に硝酸塩を減らす方法は・・・
  • 生体や餌量の調整
    硝酸塩の増加を遅らせることは出来ても硝酸塩自体を減らすことは出来ない。
  • 水草・浮草による除去
    一番安心出来る方法ですが、水草の吸収量が限定されるので、水草の量と生体数のバランスが大事。
    ならば大き目の水槽で水草を繁茂させて少数ペアで飼育すれば良いのですが、水槽の数に制限があるし、自分の少ない経験から言うと、水草水槽で産まれたアピストの稚魚は頭の形が変になる場合が多いように感じます。
    ただ稚魚育成水槽としては水草水槽が良いと感じてます。
  • ソイル・活性炭による吸着
    活性炭によるアンモニアの吸着について賛否両論あるように硝酸塩についても同様な感じを受けます。
    吸着出来たとしても限度があるのでは?
  • イオン交換樹脂で吸着除去
    安全・確実に硝酸塩を除去出来そうですが、色々調べても内容が全く頭に入ってきません( ̄▽ ̄)
  • ゼオライトによるアンモニアの吸着
    亜硝酸・硝酸塩になる前に吸着してしまえ!ということですが、これでは本末転倒です(^-^;
  • 添加剤による吸着除去
    添加剤やバクテリアによって除去するという商品が沢山ありますが、どうもアクア用品には眉唾物が多くて・・・(^-^;
    中には本物があると思いますが、ほとんどは嫌気性環境において脱窒するという商品だと思うので嫌気層が作られる環境を用意しないとダメなような気がします。
  • 脱窒濾過
    嫌気性環境において、酸素を嫌う嫌気性バクテリアを利用し硝酸塩(NO3)を分解して窒素(N2)を大気中に放出する方法。
    低いリスクで実現性がありそうですが、嫌気性環境を作れるかが問題です。
    それと藍藻の発生や、硫化水素ガスやメタンガスが発生するリスクもあります。
脱窒
一番安全でリスクが少ない方法は、やはり換水ですね(^○^)

ただ一度しっかり脱窒にチャレンジしてみたい気持ちが・・・。実は既に用意してますが(^-^;

もう一つ有益な情報を見つけたので、こちらも試してみる予定です。

いずれにしても硝酸塩を減少させて魚たちが健康的になり、体色がワイルドと同じレベルになるかというのが目的なので、アクアゼミの内容を踏襲しつつ、その目的を見失わない程度にチャレンジしたいと思います。

そしてもし結果にコミット出来たらこの場でご紹介しt・・・

あっいやジョナサンズだな(笑)


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12 件のコメント:

moomin さんのコメント...

なんという濃い記事を・・・・・・( ゚д゚ )
とんでもなく勉強になりました<(_ _)>

へぇぇぇぇ・・・ブルカミアはKHを下げる・・・・( ゚д゚ )
噂では聞いていたんですが・・・信じませんでしたw
ほんとだったんだ・・・・

あくまで、ブルカミアについて調べていた時のことを書きますが、
ブルカミアには好気性バクテリアと嫌気性バクテリアが住みやすい環境と、ブルカミア専用のバクテリア溶液にはそれらに適したバクテリアが入っていて・・・・うんたらかんたら・・・って書いてありました。
何をもって「嫌気性のエリアだ」と言えるかは難しいとは思いますが、とりあえず「底面のスノコがない部分は、ある部分よりは嫌気よりだろう」ぐらいの判別でいます。で、その嫌気バクテリアの方が脱窒としての能力は高い・・・・らしい???だったかな?

で、あとは根っこはなにかとバクテリアにいい(๑•̀ㅂ•́)و✧ぐらいのノリで覚えている程度なんですよこれがw

今ブルカミアの水槽は4つありますが、測れるのはpHのみですからねぇ・・・とりあえず変なことにはなってないから、いいだろう。水もきれいだ(๑•̀ㅂ•́)و✧って感じでやっております。

ちなみにうちのガイタンは・・・・最高が前写真にのせた程度で・・・あれ以上は赤くなっていません。う~~~ん・・・・


今後の計測結果・・・とても大変だとは思いますが、すごく楽しみに待ってます<(_ _)>

taketatu さんのコメント...

お~、すごい!

こんな面倒くさい事、私にはとってもできません!
よろしくお願いします~す。

ウッシーさんも、ずっと記録されていたように思います。お二人の記録をつきあわせたら、面白いかもしれませんね。

Moominさんがつっこまないので仕方ないから私が・・
試薬のメーカの名前、エロスっすか!

Woodlabel さんのコメント...

> moominさん

ブルカミア専用のバクテリア溶液?
ブルカミアとの相性が良いバクテリアということか。実に興味深い。
あっ、申し遅れた。私はデモス大准教授のデ川だ!
しかし嫌気性バクテリアは嫌気環境さえ作れば好気性バクテリアよりも早く簡単に繁殖するらしいゾ。

確かに水はキラキラしてるから見てて気持ちいい(๑•̀ㅂ•́)و✧
もう少し水を回せばきっとpHとKHが安定するだろう。
改めて言うゾ。私はデモス大准教授のデ川だ!

私の推測では、今回の研究が順調に進めばマック系の赤が復活するはずだ!
ただ今回のような研究結果はどうもとっつきにくいらしい(>_<)
更にサイバーテロの標的になるらしい。実に面白い。
従って研究結果を公表するかどうかは現在のところ未定である。
シツコイようだが、私はデモス大准教授のデ川だ!

Woodlabel さんのコメント...

> taketatuさん

いやいや、ホントに面倒くさいんです(>_<)
普段はpHも測らない人間ですから・・・(^-^;
でも始めちゃった事ですから何か結果が出るまで頑張ってみます!
折角我が家に来てくれた魚ですから、そのポテンシャルを引き出してあげないと。

あ~そう言えばウッシーさんがやってましたね!
後で見に行ってきます。

そうなんですよ~
エロスっす!(笑)
ソイルとかも販売してるようで、エビに強いメーカーなんでしょうかね。

けんけん さんのコメント...

デ川教授…サッパリ分からないのですが。。
一回目はガーっと読み飛ばして、二回目にじっくり読んで、三回目で諦めました(>_<)
結果だけジョナサンズでおまちしています。。

ジョニきち さんのコメント...

ど~もです!

出川...プププ(*`艸´)

あっ、デ川准教授でしたか!失礼しましたw

講義ありがとうございますm(_ _)m
ひっじょ~に興味深い&為になる内容です。これはお金とれるレベルですよ。出川...デ川ゼミやって下さいw

ウチのpHはなんで下がらないんだろう...
謎が解けそうな気がしてきました。

abot さんのコメント...

遅くなりました!
もはやコメント出来るレベルではなくなりました!
探し求める「何か」が見つかりそうですね。
小さな水槽の中ですから不変というのはないですもんね。日々小さく何か変化が起きていて、減ってしまう物、蓄積してしまう物、性質が変わってしまう物があってのバランスなんですよね。
結果お待ちしています!

Woodlabel さんのコメント...

> けんけんさん

結果をコミット出来るかどうかは本人も分からないので今回はスルーしていただいて構いません(^-^;
一応毎日水質のチェックをしてますが、水質は日々変わるものというのが分かりました!
良い結果をお知らせ出来るか不明ですが、結果が出たらジョナサンズでお知らせしますね♪

Woodlabel さんのコメント...

> ジョニきちさん

ヤバイよ~、ヤバイよ~
・・・・・・。
コホン・・・。
何度でも言うが、私はデモス大准教授のデ川だ!

pHの値はKHを上手くコントロールすることが出来たら解決するはず!
ジョニきちさんの参考になれば嬉しい。
そう!、私はデモス大准教授のデ川だ!

ゼミはS教授のゼミを受けてください!(^-^;

Woodlabel さんのコメント...

> abotさん

そうなんです!
毎日水質検査してたら意外と少しずつ変化していることが分かりました。
あまり細かいことを気にしてたら趣味のレベルではなくなってしまうので、これ以上は突き詰めてやりませんがこれからは日々の餌やりやメンテの時に色々と考えながら出来そうです。
しっかりとした結果は出ないかもしれませんが、良い結果が出たらジョナサンズでお知らせいたします!(笑)

Unknown さんのコメント...

すごいことやられていますね~。
こういうの大好きです。
チェックいっぱいしたいのに最近は何も進んでいません。。

自分は現地で低pHを作っている正体は腐植酸だと思っていますが、どうなんでしょう??

勝手なイメージでは大量の堆積した落ち葉や朽ちた木が腐植酸となり低pHを作る。
ただその腐植酸も有機物なのでじわじわと分解されてアンモニア、亜硝酸塩、硝酸塩に速やかに脱窒され、水草に吸収され失われる。

こんなカンジだと一番遅い反応(律速段階)が腐植酸からアンモニアに至る部分になっているので、腐植酸による非硝酸塩性低pH環境がアマゾンのイガラッペには完成している!なんてずっと思っています。
まぁ、再現して実験する方法も思いつきませぬが。。。

にしても。。。デスモさん結構理系ですね!
是非に結果にコミットしてください!ジョナサンズはやくまた行きたい・・・

Woodlabel さんのコメント...

> MAL教授さま

\(◎o◎)/!
このような拙い実験、しかも途中の段階で、教授の了承も得ずに公表してしまって申し訳ございませんm(__)m
ワイルドの体色に近付けるためにどうしたものかと考え、全く根拠もなしに硝酸塩だ!と決めつけて実験しています(^-^;

腐植酸φ(..)メモメモ あっフミン酸ってヤツですね!
自分も堆積した落ち葉などの間を長い年月を掛けて染み込んだ水がミネラル分を豊富に蓄えてイガラッペに流れ出てブラックウォーターにしてるんだと思います。
水槽の中でこんなシステムが作れればワイルドの体色を維持できるんでしょうね~
しかし私には無理っす(笑)
MAL教授、是非いつか再現してください!