アピストグラマをもっと知りたい。気付いたら嵌っていたドワーフシクリッドの飼育記録を綴ったブログです。

2018年2月12日月曜日

テリーに相談しないと・・・

Apistogramma sp. Alto Vaupes I / sp. D39
A. sp. アルト・ヴァウペス I / sp. D39

Apistogramma sp. Alto Vaupes I / sp. D39
この現象は他の水槽にも及んでいます・・・。

遂にコヤツの頬も色褪せてきました・・・(>_<)

つーか、全ての色がボヤけてきているような・・・。

Apistogramma sp. Alto Vaupes I / sp. D39
動き自体はホント活発なんです・・・。

Apistogramma sp. Alto Vaupes I / sp. D39
相変わらずペッペッ!してるし・・・。

Apistogramma sp. Alto Vaupes I / sp. D39
しかし以前のアノ鮮やかな体色は何処へ・・・?((+_+))

Apistogramma sp. Alto Vaupes I / sp. D39
さて、最近このsp. D39の偽物が出回っているようです(実物を見ていないので断言は出来ませんがw)。

D39とそうで無い個体の違いはいくつかありますが、一番簡単な見分け方はラテラルスポットです。

ボディのほぼ中央の赤丸してある部分にD39は大きなラテラルスポットが一つだけあります。

体の大きさや雌雄またその時の気分に関係なく、D39にはこの大きなラテラルスポットが一つ必ず見えているはずです。

しかしD39以外のこの種に似たアピストにはラテラルスポットが二つだったり、ラテラルバンドに完全に隠れるくらい小さかったりします。

このように見ていくと、実際には『ペルソナータ』と呼ばれている種にはいくつかのタイプが存在している可能性があります。

そういう意味では将来的にこのsp. D39もcf. ペルソナータとして分類される可能性もありますが、D39の見分け方は意外と簡単なのです。

ただ同じ問屋で仕入れたアピストを『D39』という名前で販売するお店と、『D39に似たアピスト』で売るお店に分かれたのはとても興味深いなぁ~、と感じました(^-^;

Apistogramma sp. Mitu / sp. Rio Vaupes
ただし、sp. ミツと言ったら ↑ のアピストです!

A. sp. リオヴァウペスとも呼ばれていますが、背びれの前方がD37に似てますよね。

実際にD37と同じアラクリナグループに属すると考えられているようです。

もちろん ↑ 以外のアピストにsp. ミツという名前を使うのは許されないとは言ってません。誤解を招いてしまう可能性があると言いたいだけです。

現在のアピストの命名・分類方法が妥当なのかどうかは別として、日本で現在呼ばれているアピストの名前は昔からある洋書が元になっていると思います。

日本独自の分類や命名は恐らく無いと思うので、sp. の名前を付ける場合は海外(主にヨーロッパ)の情報を調査する必要があるのかなと思います。ちょっと悔しいですけど・・・。

その点、香港や台湾では独自の命名法がとられているようです。

アピストグラマは短鯛と呼ばれ、例えば・・・

エリザベサエ → 伊莉莎白
sp. ロートカイル → 紅帆
ビタエニアータ → 酋長
sp. ブライトビンデン → 白蘭特
ホングスロイ → 女王
ディプロタエニア → 二線
トリファスキアータ → 三線

そのまま漢字に当てたと思われる名前もあれば、種の特徴を捉えた名前もあります。

命名がとても大変そうですが、多分日本のようにカタカナという便利なアイテムが無いからでしょう(笑)

Apistogramma sp. miua
A. sp. ミウア

だいぶスリムにはなってきましたが、やっぱり一時復活した頬の赤が薄くなったような(>_<)

やっぱり我が家の水槽全体の調子がイマイチのようです・・・。

Apistogramma sp. miua
ところで、このsp. ミウアはいつまで『sp. ミウア』と呼ぶつもりですか?

そろそろ学名が付いても良いのでは?

ついでに『sp. イエローミウア』も!

学名を付ける流れと言うか手順はよく分かりませんが、学会で論文を発表する事により学名が付くんですよね?

日本だと日本魚類学会なのかな?

sp. ミウアの事もsp. イエローミウアの事も全て知り尽くしている人物は日本に・・・いや世界に一人だけのはず!

どうかこの種に合うカッコイイ学名を付けてください!!!

いや、ミウアって名前は好きですよ。

(ミウアを学名に入れると、イニリダエと同様にA. ミウアエになるのかな?)

でもコレって日本で言ったら、sp. 隅田川とか、sp. 多摩川、sp. 天竜川っていうのと同じですよね?www

つーか、なんで日本にはシクリッド学会が無いの!?


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4 件のコメント:

デント さんのコメント...

はじめまして。以前abotさんのblogにコメントさせて頂きました。3ペアの内の1ペアはこのblogの画像のD39、もう1ペアはabotさんのblogにあったD39似、もう1ペアはペルソナータで検索すると出てくる画像と色合いは違いますが、体型、ヒレの感じは同じような個体です。どれもD39の名前で購入したので、何が何だかわからなくなっていました。ただ、どれも美しくい魚たちなので、成長していく姿を見て癒されています。
自分の周りにアピストについて話せる人がいないので、皆さんのblogを見て、楽しませていただいています!

ありがとうございます!

ナル さんのコメント...

デスモさん お久しぶりです〜

非常に難しい問題ですね?
問屋から来たのを そのまま表記と 似ているタイプでは 意味合いが違い
通販で購入する人は 似ているタイプなら 違うのか?と解りますが
僕のような 疑う事を知らない 真っ直ぐな心をもっている 純粋な人には(笑)
楽しみにして待っている アピストと違うと ガッカリすると思います。

これが 食べ物関係なら 大問題に 発展すると思いますが、、、
アピストの場合 ペナルティ〜もないので(汗) 繰り返し起こる事と 残念ながら思います。
ただ アピスト飼育している人は必ず 見ています!
いろんな人が アピスト購入する店は 選べと発信してくれる人もいて
誠実な対応をしてくれる店も有りますので
僕は 正しく発信してくれる 店を利用します!

デスモさんの 発信により 有る店の店主が反応して 時には怒りながら?書いてくれてますが(笑)
本来の販売側の 購入する人を考えて ついでに 店のアピストを紹介(笑) 流石です!
僕も デスモさんの発信は 反応して 勉強させてもらっていますYO〜


デスモ さんのコメント...

> デントさん

コメントありがとうございます!
同じアピストを3ペア買って3ペアとも違うというのは・・・、ある意味スゴイッと思います(笑)
背びれの形状だったり、ラテラルスポットだったり、ギビバンドだったり、おでこの▲模様が微妙に違っていたり・・・と色々な違いが見えてくると思いますので、三者三様の美しさと成長が見れるのでは?と思います。
多分実際に飼ってみないと分からない細かな部分なので今後が楽しみですね!
また何かありましたら情報をください!

デスモ さんのコメント...

> ナルさん

久々に反応されてしまいビックリしてしまいましたYO!(笑)

難しい問題だと思われがちですが実は簡単な問題だったりします(^-^;
要するにD39の実物を見た事が有るか無いかだと思います。今回のアピストが問屋に入荷した際にはD39とはどこにも表記されていなかったはずなので。
D39はミツには生息していないというのは情報を辿っていけば分かる事なので、それを知っていて敢えてD39という名前にしたのであればそれはやはり大問題になるのでしょう・・・。

ナルさんが言われるように、通販で購入されている方々は実際に魚を見れない訳だから購入者は購入するお店を選ぶ事しか出来ません。
なので発信する情報が正しいのかどうかは別として、価格だけで店を選ぶのか、それとも信用と嘘を決してつかない正直さで店を選ぶかで手にする魚が変わってくるのだと思います。